ライカカメラジャパンは22日、デジタルカメラ「ライカM9」のプロフェッショナルモデル「ライカM9-P」を発表した。販売開始は7月。価格はオープンで、直営店価格は819,000円。 「ライカM9-P」は、液晶ディスプレイのカバーガラスに、耐傷性が高いサファイアガラスを採用。また、ガラス両面に反射防止コーティングを施し、表示が見にくい光の状況下での視認性を向上した。本体の外装には、耐磨耗性に優れたヴァルカナイトを採用し、表面の粗さからホールド性が高まり、シンプルな操作性の向上にもつながるという。 デザイン面では、赤いロゴマークとボディ前面の「M9」の文字をはぶき、トップカバー上部に伝統的な「Leica」のトラディショナルロゴを施した。本体カラーは、ブラックペイント仕上げとクラシックなシルバークローム仕上げの2種類となる。 そのほかは「M9」と同様で、1954年以来のライカMシステムを継承し、ライカMバヨネット式レンズマウント(6ビットコード検知センサー付き)を採用。Mレンズのほぼすべてに対応するレンズ交換式となる。 撮像素子は総画素数1,850万画素/有効画素数1,800万画素で、一般的なフィルムカメラと同様に見たままに近い撮影ができる35mmフルサイズCCDを採用。記録形式はDNG(RAW)/JPEG、記録メディアはSD/SDHCカード(最大32GB)、インターフェースはUSB2.0、バッテリはリチウムイオン充電池。 本体サイズは幅139×高さ80×奥行き37mm、600g(バッテリ含む)、付属品はバッテリチャージャー/充電式リチウムイオンバッテリ/USBケーブル/キャリングストラップなど。