ヴイエムウェアは15日、仮想化・クラウド環境向け統合アプリケーション プラットフォーム「VMware vFabric 5」を発表した。Java開発Spring Frameworkと最先端のvFabricアプリケーション実行環境を組み合わせたものとなる。 「vFabric 5」は、先進的なアプリケーションの構築、展開、運用を支援する中核となるアプリケーション プラットフォーム。仮想化プラットフォームであるvSphereとシームレスな連携を可能とした。また、vSphereのバルーニング技術によりJVM(Java仮想マシン)における、Javaアプリケーション実行時のメモリ管理性能を飛躍的に向上させる「Elastic Memory for Java(EM4J)」に対応する。 vFabric 5の中核サービスとしては、SpringおよびVMware vSphere向けに最適化されたApache Tomcat 7のエンタープライズ版である「vFabric tc Server with Elastic Memory for Java」、インメモリの分散データ管理技術「vFabric GemFire」、GemFire技術をコアにした標準SQLインターフェイス「vFabric SQLFire」、Advanced Message Queuing Protocol(AMQP)を実装したオープンソース メッセージング「vFabric RabbitMQ」、Apache Webサーバのエンタープライズ版「vFabric Web Server」、Springアプリケーションのパフォーマンスに関して分析できる「Spring Insight Operations」、物理、仮想、クラウド環境上の最先端アプリケーション運用に透明性の高い可視化機能を提供する「vFabric Hyperic」などが提供される。 パッケージおよびライセンスモデルにて提供されるため、仮想マシン単位でソフトウェアの購入が可能。製品の出荷時期は2011年第3四半期を予定。
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