ヴイエムウェアは27日、アプリケーション/データ/端末を統合管理できる新しいプラットフォーム「VMware Workspace Suite」を発表、提供を開始した。 VMware Workspace Suiteでは、エンタープライズモビリティマネジメント「AirWatch by VMware」のモバイル管理/コンテンツ管理ソリューションと、仮想デスクトップ管理サービス「VMware Horizon」に単一ポータルでアクセス可能となる。エンドユーザーは、携帯やデスクトップを問わず複数の機器を統一された環境のもと、利用できるようになる。 モバイル端末では、VMware Workspace PortalまたはAirWatchのアプリケーションカタログに、各種サービス(Web、SaaS、Windowsアプリケーション)が表示され、シングルサイン オンによりアクセスできる。またVMware vCloud Automation CenterやVMware vCenter Operations Managerを利用した、クラウドリソース監視や自動化も可能。 また今回新たに追加される「CloudVolumes」により、あらゆる仮想デスクトップに対してリアルタイムにアプリケーション、ユーザー設定、データを配信できるようになる(日本での提供時期は未定)。さらに、VMware、Google、NVIDIAの協力を通じて、Chromebookで高性能なアプリケーションやデスクトップを利用できるようにするテクノロジープレビューも提供される。