いよいよ6月7日(展示会は8日)から10日まで開催される「Interop Tokyo 2011」。最先端の情報通信関連の専門イベントとして、今年も約14万人の来場者が見込まれる一大イベントだ。今年のInterop Tokyoは、ディザスタリカバリ、クラウド、データセンター、IPv4枯渇/IPv6移行、グリーンITといった、企業の課題解決につながるテーマが中心となっている。その見どころについて、運営会社である株式会社ナノオプト・メディアの大嶋康彰氏に話を聞いた。
主催者である「Interop Tokyo 2011実行委員会」は、慶應義塾大学の村井純教授(環境情報学部)に委員長をお願いしています。Interop Tokyoは1994年の開催当初から、村井教授率いるインターネットに関する研究プロジェクト「WIDEプロジェクト」と親密な協力関係で運用されています。コンファレスの企画は、東京大学大学院の江崎浩教授(情報理工学系研究科)が議長となり、学術会と産業界のそれぞれから選出されたで委員の方々が相互の意見を交わしながら、プログラムを構成しています。
今回は国際的な取り組みも強化し、インドとつないだ国際会議を初日に行います。インドの最新のICT動向や政策、日本企業にとっての可能性等を啓蒙できるセミナーにしたいと思っています。また公式Webサイトには、今年新たに、IPv6やクラウド、データセンターといったキーワードから関係する出展ブースやセミナーを一覧で見ることができるページもご用意しましたので、特定の分野にご興味のある方はWebサイトを事前にチェックしてご来場いただくと便利です。今年のInterop Tokyo 2011は、電力にも細心の注意を払い、東電管内の消費状況を見ながら、状況によってはShowNetで省エネモード稼動を行うといった新たな運用にもチャレンジします。ShowNetについてはツアーも開催しますのでぜひご利用ください。
《RBB TODAY》