第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の受賞結果が現地時間22日に行われた。同映画祭のホームページでも受賞結果が確認できる。 最高賞となるパルムドールは、テレンス・マリック監督の米映画「ツリー・オブ・ライフ」が受賞。グランプリは「少年と自転車(仮題)」(フランス、ベルギー、イタリア)、監督賞は「ドライブ」(アメリカ)、男優賞は「ジ・アーティスト」のジャン・デュジャルダン(フランス)が受賞。そして、ナチスを擁護する発言で映画祭を追放されたラース・フォン・トリアー監督「メランコリア」(デンマーク、スウェーデン、フランス、ドイツ)のキルステン・ダンストに女優賞がおくられた。 日本から参加した三池崇史監督「一命」、河瀬直美監督「朱花(はねづ)の月」、短編部門の田崎恵美監督「ふたつのウーテル」は賞を逃した。同映画祭のホームページでは、レッドカーペットや授賞式の様子などを収録した動画も公開されている。