日本マイクロソフトは19日、クラウドベースのPCセキュリティ管理ソリューション「Microsoft Windows Intune」(ウィンドウズ・インチューン)を発表した。国内パートナー40社と連携し、20日より提供を開始する。 「Windows Intune」は、クラウド サービスとして提供されるPC管理サービスと、法人向けクライアントOSの最上位エディションである「Windows 7 Enterprise」のセキュリティ機能を組み合わせたソリューション。企業・団体におけるクライアントPC管理とセキュリティ対策として、「更新プログラム管理」「アンチウイルス」「暗号化」の3つを統合的に提供するものとなる。 日本マイクロソフトが自社内設置型のシステム管理ソリューションとして提供している「Microsoft System Center」 とセキュリティソリューション「Microsoft Forefront Endpoint Protection」の機能の一部をクラウドを通して提供し、最大20,000台のPC管理に対応する。遠隔のPCを管理できるため、事業所が分散している組織のPC管理にも適している。 現在Windows Intuneは、ユナイテッドアローズ、新潟経営大学、テンソーをはじめ、すでにさまざまな業種・規模の企業・団体において早期導入が進められている。日本マイクロソフトでは、Windows Intuneに対応したソリューションの提供などを表明している国内40社のパートナー企業と連携して、新しいPCセキュリティ管理ソリューションの普及を推進していく予定だ。利用料金はPC1台あたり月額1,230円(PC1台~249台で契約)。なお、30日間の無償トライアル版や製品ガイドブック(PDFファイル)も提供されている。また、利用台数に応じたボリュームディスカウントや、教育機関向け、既存のWindows SAユーザー向けの割引ライセンスも提供される。
【Interop Tokyo 2018】ネットワーク機器をクラウド管理!ディーリンクジャパンからIoT時代の新提案 2018年6月14日 ディーリンクジャパンは6月13日、幕張メッセで開催中の「Intero…