インテルは12日、業界最先端をうたう25nmプロセス技術によるNAND型フラッシュメモリを搭載した「インテルSSD 320」シリーズを発表した。出荷を開始している。 「インテルSSD 320」シリーズは、現行モデル「インテル X25-M Mainstream SATA SSD」の後継で、同社製SSDの第3世代となるモデル。コスト効率に優れた25nmプロセス技術を採用したことで、現行モデルに比べ最大30%の低価格化を図ったという。 また、ランダム読込み時に最高39,500 IOPS(Input/Output Operationsper Second)、ランダム書込み時に最高23,000 IOPSを記録。さらに、シーケンシャル書込み速度は現行モデルの約2倍となる最高220MB/秒としつつ、シーケンシャル読込み時のスループットは最高270MB/秒の高水準を維持したとしている。 そのほかの特長として、インターフェースは汎用性の高い3Gbps SATA IIを採用。盗難や紛失から個人データを保護する128ビットの新暗号規格Advanced Encryption Standard(AES)に対応する。 現行の40/80/120/160GBに加え、第3世代では300/600GBの大容量製品を新たにラインアップ。各製品のシーケンシャル書込み、読込み性能と、1,000個受注時の単価は次のとおり。 40GBが書込み最大200MB/秒、読込み最大45MB/秒、単価7,510円。80GBが書込み最大270MB/秒、読込み最大90MB/秒、単価13,430円。120GBが書込み最大270MB/秒、読込み最大130MB/秒、単価17,650円。160GBが書込み最大270MB/秒、読込み最大165MB/秒、単価24,400円。 300GBが書込み最大270MB/秒、読込み最大205MB/秒、単価44,670円。600GBが書込み最大270MB/秒、読込み最大220MB/秒、単価90,260円。