NECと米国Aerojet-General Corporationは8日、小惑星探査機「はやぶさ」に搭載したものと同型のイオンエンジンを、米国で動作させることに成功したと発表した。 両社は昨年7月から人工衛星向けイオンエンジンの開発・販売で協業。ワシントン州レドモンドにあるエアロジェット社の施設で試験が行われた。立会現場にはアメリカ政府関係者、アメリカ航空宇宙局(NASA)、JAXAのほかに米国の人工衛星製造メーカがおり、これを機会に同社では米国での販売を強化していきたいとしている。