気象庁は30日、岩手県大船渡市での津波観測開始を発表した。 大船渡検潮所(岩手県大船渡市)は東北地方太平洋沖地震で津波観測施設が被害を受けた。しかし、今回臨時に機器を設置し、29日20時10分から津波観測を開始した。電源はバッテリと太陽電池を併用し、商用電源は使用しない。 なお、仙台新港(東北地方整備局)でも津波観測機器の設置工事を開始し、準備が整い次第、観測を開始するとしている。