ウェザーニューズとKDDIは23日、東北地方太平洋沖地震によって被災した避難所の人たちや復興に従事する人たちに向け、詳細な気象情報を提供するため、被災地へ気象観測設備の設置を開始したことを発表した。 今回設置される気象観測設備は、最大で50台となる計画だという。設置場所は避難所を中心とした宮城県、岩手県、福島県等の被災地が予定されている。また、設置開始にともない、避難所や救護施設等を対象に、気象観測設備の設置希望場所の募集を開始する。 計測されたデータはウェザーニューズで提供している「東日本大震災 特設サイト」(無料)にて公開される。また、コミュニケーションサービス「ソラテナ」において使用する気象観測設備を活用し、気温、湿度、気圧、日照、感雨、紫外線などを計測する予定。なお、気象観測設備において星電気およびロームがセンサー開発に協力するとのこと。・東日本大震災 特設サイト | ウェザーニューズ http://weathernews.jp/tohoku_quake2011/