富士山マガジンサービス(Fujisan.co.jp)は22日、東北地方太平洋沖地震の影響で、全国的に定期購読雑誌の配送遅延が見込まれることを受けて、出版社へのデジタル雑誌の流通支援を期間限定で無償提供することを発表した。 東北地方太平洋沖地震では、道路の崩壊に加え、交通規制、燃料不足により雑誌の配送に影響が出ている。これに対し、富士山マガジンサービスでは、デジタル雑誌流通に参加希望する出版社の正式受付を開始。すでに『正論』『サイゾー』など十数誌が参加表明をしているという。 今回の支援では、Fujisan.co.jpのノウハウやインフラを活用し、出版社から提供されたデータ提供をもとに、配信技術および、会員情報管理などの仕組みを提供する。対象となった雑誌の定期購読者は、紙の雑誌のデジタル版を、パソコン(Windows・Mac)とiPhone/iPadで発売日にタイムリーに読むことが可能となる。 なお本支援は、あくまで定期購読者がタイムリーに記事を閲覧できる環境を提供することが目的であり、今後のデジタル雑誌の販売を前提とするものではないという。無償支援の提供期間は、今後のさまざまな状況に合わせて、各社と協議のうえで決定される予定。
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