シャープと新神戸電機は17日、被災地への追加支援として「被災地向けソーラー発電システム」250セットを提供すると発表した。防衛庁の協力を得て、25日から緊急避難所での活用を実現するとしている。 「被災地向けソーラー発電システム」は、シャープの太陽電池と、新神戸電機株式会社の蓄電池、ACコンセントを組み合わせた独立型の太陽光発電システムで、太陽光で発電した電力を用いて携帯電話の充電などを可能にする。被災地への物資輸送に関する仕組みが決定したことを受け、今回の寄贈に至った。 さらに同社は17日、別の追加支援策として、仮設住宅の設置状況に合わせた生活必需品と健康商品の寄贈を発表。企業と労働組合の労使共催による従業員カンパも実施する。