LEDプリントヘッドは1979年に開発され、この時の構造は、図1に示すように1-CHIPごとのモジュール基板を千鳥形状に配列し、ロッドレンズアレイを2本使用して、感光ドラム面上に像を一列に結ばせていた。この構造の場合、ヘッドの幅は約100mmであった。その後、1988年には、一枚のCOB(CHIP ON BOARD)実装基板上に一列にLEDアレイを精度良く並べるダイボンド技術とLEDアレイCHIPの両端の発光部にダメージを与えないダイシング技術が確立され、ヘッドの幅は約30mmとなる。その構造は、図2に示すように、LEDアレイとそれを駆動するドライバICを平行に並べるものであった。