「文芸部門」には、新刊と同時に電子書籍が配信された京極夏彦氏の「死ねばいいのに」や、紙に先行して電子書籍が配信された村上龍氏の「歌うクジラ」などがノミネート。「書籍部門」のノミネート作品の一つ、「元素図鑑 The Elements in Japanese」は、それぞれの元素の3次元画像の閲覧などができるアプリだが、紙の書籍よりもアプリのほうが売れた例として知られる。「コミック・絵本部門」には、松本零士氏の「銀河鉄道999」などが入っている。
■書籍部門 ・「元素図鑑 The Elements in Japanese」(Element Collection・創元社)セオドア・グレイ ・「図鑑NEO」(小学館) ・「深海のとっても変わった生きもの」(幻冬舎)藤原義弘 ・「GAIA What a wonderful world!」(テレビ東京ホールディングス) ・「世界美術館」(E-ducation it) ・「ことりっぷ」(昭文社)