ソニーは9日、同日から12日まで横浜で開催中のカメラ・写真映像関連のイベント「CP+」において、Aマウント対応のデジタル一眼レフカメラ「α」シリーズの中級機コンセプトモデルを参考出展。2011年内の発売を目指している。 今回披露したのは、半透過ミラーを採用した「Translucent Mirror Technology(トランスルーセントミラー・テクノロジー)」を搭載するAマウント対応「α」の中級機。センサーには“Exmor” APS HD CMOSを採用予定。会場となるパシフィコ横浜では、スケルトン柄のコンセプトモデルを展示している。 常時高速・高精度なオートフォーカスが可能で、常にフォーカスの合った静止画と、AVCHD形式のフルHD撮影が行なえるとした。ズームレンズ、フラッシュ、縦位置グリップもあわせて展示する。 そのほか会場では、レンズ交換式デジタルカメラ「α」シリーズの全ラインアップや、2眼レンズ搭載の3Dハンディカム「HDR-TD10」などを展示。「α」の貸し出しコーナーなども設けている。また、先日発表したEマウントレンズの拡充にあわせ、開発中となるカールツァイス製の広角単焦点レンズ(焦点距離24mm、2011年発売予定)なども展示する。