矢野経済研究所は3日、国内における「インターナルプライベートクラウド」市場の調査結果を公表した。調査期間は2010年5月~2011年1月で、国内の民間企業および自治体496件に対する郵送アンケートなどを実施したもの。 この調査では、「プライベートクラウド」を「特定企業(グループ含む)向けに構築されるクラウドコンピューティング環境のこと」と定義するとともに、さらに「ユーザー企業が所有するデータセンターに構築するもの」を「インターナルプライベートクラウド」、「ベンダー所有のデータセンターに構築するもの」を「エクスターナルプライベートクラウド」と定義している。 それによると、2010年のインターナルプライベートクラウドの市場規模は641億円。2011年は77.1%増の1,135億円、2012年は前年比52.3%増となる1,728億円と予測された。2014年になると伸び率に陰りがみられ、2015年には前年比4.6%の成長に留まる見通しで、2010年見込~2015年予測までの年平均成長率(CAGR)は32.7%となる。 現在、クラウドコンピューティング市場においては、大手企業を中心にインターナルプライベートクラウドが先行している。ベンダー側からは、従量課金型として長期間で売上を回収していくパブリッククラウドに対し、インターナルプライベートクラウドはワンショットで売上が生じるため、立ち上がりは必然的にインターナルプライベートクラウドの方が大きくなる。こうしたことから、クラウドコンピューティング市場においてもインターナルプライベートクラウド市場が先行して立ち上がっているとのこと。
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