大規模な反政府デモが続くエジプトにて、1日にエジプトで最後までサービスを提供していたISP「ヌーア」(Noor)のネット回線が遮断され、同国でのネット接続がほぼ不可能となる事態が発生したが、米インターネットセキュリティ企業のレネシス(Renesys)は2日(米国時間)、2日9時29分(協定世界時)にエジプトのISPによるサービス再開を確認したと発表した。 エジプト証券取引所やカイロのアメリカ大使館などで復旧が確認されている。ヌーアに関しては、他のISPより復旧が遅れたものの、現在はサービスの提供を再開している。 さらに同日13:36(協定世界時)には、同社がモニターできる範囲ではとしつつも、エジプト国内でのフェースブックやツイッターへのアクセスも可能になったようだ。フェースブックとツイッターは先月のデモ発生直後から、エジプト国内からのアクセスが遮断状態にあった。