日本ブランド戦略研究所は28日、日本の有力企業236社のWebサイトの再訪問意向について調査した結果を発表した。各サイトに半年以内にアクセス経験がある人を対象に調査を実施。有効回答数は18,600人だった。 これによると、1位は東京ディズニーリゾートで、アクセス者のうち87.6%がまたアクセスしたい(再訪問意向あり)と回答した。2位は全日空(ANA)で83.2%、以下、ユニバーサルスタジオジャパンが82.8%、マクドナルドが82.2%という結果となった。近畿日本ツーリストが81.9%となった。 これら上位を見ると、観光施設×2、旅行関係×2、そして飲食店チェーンと「実際に出かけること」に関連する業種となっている。これら業種は再利用されることも多く、再訪問意向が高いのはうなずける。注目は6位以降で、6位に「キユーピー」、8位に「ミツカン」と、調味料メーカーが入ってくる点だ。 この2つのサイトを実際にチェックしてみると、いずれも自社調味料を活かした食事レシピが多数掲載されている。主婦層などがこれを利用するため、再訪問意向が高くなっているようだ。そのほかサイトも、ユーザを再訪問させる数々の工夫が施されている。Web担当者などは、そういった視点からチェックしてもいいだろう。■再訪したいサイトランキング<順位/企業・ブランド名/再訪問意向率(%)>--------------------------------------1 /東京ディズニーリゾート /87.62 /全日空(ANA) /83.23 /ユニバーサルスタジオジャパン /82.84 /マクドナルド /82.25 /近畿日本ツーリスト /81.96 /キユーピー /81.47 /ケンタッキーフライドチキン /80.98 /ミツカン /80.78 /ファミリーマート /80.710/ユニクロ /80.610/モスバーガー /80.612/ヤマト運輸 /80.413/JTB /80.114/日本旅行 /79.714/阪急交通社 /79.716/HIS /79.617/山崎製パン /79.418/JRA(日本中央競馬会) /79.219/ローソン /78.820/佐川急便 /78.7--------------------------------------