10月5日から9日までの5日間、幕張メッセにおいて、最先端ITとエレクトロニクスの祭典「CEATEC JAPAN 2010」が開催される。
同イベントの注目の1つがNTTドコモの新しい移動通信サービスである「LTE」(Long Term Evolution)に関する技術展示。LTEは、第4世代(4G)との架け橋となる高速移動通信サービス。この7月には「Xi」(クロッシィ)というブランド名が発表されたばかり。現在、今年12月に開始される商用サービスに向けて、さまざまな試験を実施しているところだ。
今回のCEATEC JAPAN 2010での、出展ブースの内容についてだが、中瀬氏は「まずは最も分かりやすい部分で、Xiの高速性についてご紹介します。具体的に75Mbpsの速度を体感していただけるように、シミュレータを使って映画などの大容量コンテンツをダウンロードするデモンストレーションを行います」と述べた。さらに同社が描く、未来の携帯電話の利用イメージについても紹介する予定だ。
《井上猛雄》