宇宙航空研究開発機構(JAXA)は30日と31日、JAXA相模原キャンパス特別公開にて、回収した「はやぶさ」の一部を展示する(相模原市立博物館)。前面ヒートシールド、背面ヒートシールド、インスツルメントモジュール、搭載電子機器部、パラシュート、エンジニアリングモデルが確認できる。 カプセルは6月13日に「はやぶさ」より分離され、大気圏に再突入。6月14日に回収された。カプセルおよび熱シールドは、オーストラリアからJAXA相模原キャンパス内に設けられたキュレーションセンターに運び込まれて開封作業に着手、コンテナ内に微粒子が存在することが確認された。 カプセルの展示は冒頭のJAXA相模原キャンパス特別公開ほか、筑波宇宙センター(8月2~6日)、丸ノ内オアゾ1階(8月15~19日)でも展示公開される予定だ。