シャープは20日、電子書籍事業への参入を発表した。年内に、配信サービスとタブレット端末を組み合わせた新たな電子書籍ソリューションを立ち上げる。 シャープでは、2001年より利用されてきた電子書籍フォーマット「XMDF」(ever-eXtending Mobile Document Format)をさらに発展させ、「動画や音声」が楽しめ、コンテンツの表現力を一段と高めた「次世代電子書籍フォーマットXMDF」(次世代XMDF)を開発。この技術を核に、出版社・新聞社・印刷会社・取次会社など国内外の関係各社の協力を得ながら、新ソリューションを立ち上げるとしている。 「次世代XMDF」では、従来の「テキストや静止画」に加え、「動画や音声」を含むデジタルコンテンツを手軽に閲覧できる他、文字サイズに合わせて自動で段組みを変えられるレイアウト機能など、編集側のコンテンツ表現へのこだわりに応えるとともに、利用者の読みやすさを高めたという。また1つのコンテンツを、タブレット端末だけでなく、スマートフォンやパソコン、テレビなど複数の機器で閲覧できる「ワンソース・マルチユース」を特長としている。 同社は「端末での快適なユーザーインターフェイス(UI)技術と合わせることで、電子書籍の楽しみを一層拡げ、市場の開拓とユーザー層の拡大を見込んでいる」としている。
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