携帯電話の近未来を占う「直感検索」も画期的な技術として注目を浴びていた。この技術は、昨年のイベントで既に出展されているが、今年はよりパワーアップしており、商用化に向けた「直感検索 powered by ZENRIN DataCom」としてお披露目されている。株式会社ゼンリンデータコムと共同で開発したもので、同社の地図データを活用しながら、徒歩/自転車向けのナビゲーションに対応できる評価版を9月に提供する予定だ。全国の店舗や主要スポットなど、約60万件のデータを利用できるようになるそうだ。
また、直感ナビの応用として「ゴルフ版直感ナビ powered by Shot Navi」もデモ展示されている。前述の直感ナビと同じ原理により、実際のゴルフ場で使うことができるもので、携帯電話をかざすだけで、どこにバンカーや池などの障害があるか、その方向と距離がを知ることができる。これは、日本中のゴルフ場のデータを提供する株式会社パー七十二プラザによって8月から提供が始まる予定だという。同社は日本国内のほぼすべて(99%)のゴルフ場を網羅しており、実用度もかなり高い。