パナソニックは4日、東京・六本木の「パナソニック オーサリングセンター六本木」において、「Blu-ray 3D」タイトルを制作するオーサリングサービスを開始した。 「パナソニック オーサリングセンター六本木」は、ブルーレイディスク・DVDのオーサリング(映像編集)サービス拠点で、国内で初めて、Blu-ray 3D対応のオーサリングサービスを開始することとなる。なお同社は2月、世界で初めて、Blu-ray 3Dタイトルを制作するオーサリングサービスを米・ロサンゼルスにあるパナソニック ハリウッド研究所(PHL)内の「アドバンスドオーサリングセンター」で開始している。 同センターでは、従来よりPHLで開発されたMPEG4-AVCエンコーダを導入しており、BD-ROM再生可能なブルーレイディスクレコーダーが発売された2006年当初から、ブルーレイのオーサリングサービスを実施してきた。今回あらたに、PHLで開発された、Blu-ray 3Dタイトル製作に必要な3D対応エンコーダ設備「MPEG-4 MVC」(Multiview Video Codingエンコーダ)を導入し、3Dコンテンツ制作環境を構築した。