三菱電機は31日、2010年内に3D対応の液晶テレビを発売することを明らかにした。年末の発売を目指すという。 同日、同社ではHDD/Blu-rayディスクドライブ内蔵のオールインワン液晶テレビ「REAL」の新モデル4機種を発表したが、その製品発表会で明らかにしたもの。同社ではオールインワンタイプを特徴として推進し、3D液晶テレビでも一体型を目論むという。 さらに、今夏には大型75型の3Dレーザーテレビを発売することも発表。光源にレーザー光を用いることで、鮮明な3D映像表示が行なえるとし、画像のボヤケであるクロストークを低減。液晶、プラズマと比較してもボヤケが少ないのが特徴だという。加えて、発色の良さもポイントとのことだ。 3D対応テレビは4月にパナソニックが発売済みで、6月にソニー、7月にシャープの新製品が控えており、東芝も年内には市場参入を表明済み。三菱電機の参入により、さらなる3Dテレビ市場の活性化が見込まれる。