米シスコは27日(現地時間)、無線干渉の影響の検出、分類、緩和等を行う「CleanAir テクノロジー」技術を実装したアクセスポイント「Cisco Aironet 3500シリーズ」を発表した。 「Cisco Aironet 3500」で実装された「CleanAir テクノロジー」は、無線干渉の解消を目的とし、アクセスポイントの「CleanAir Application-Specific Integrated Circuit(ASIC)にシステムレベルのインテリジェンスを統合することで、無線干渉の原因とされるコードレス電話、ワイヤレス、ビデオカメラ、電子レンジ、ブルートゥース等の影響の検出、分類、位置の特定、緩和を行う技術。従来のソフトウェアベースのソリューションでは、無線干渉の分類精度が25%、誤分類が15%、未検出の干渉源が25%などとなっていたが、これらの分類・検出精度が改善されたという。 シスコが米国の600社を対象に行った調査によると、78%の企業が無線ネットワークの活用が業務に不可欠だと回答し、無線性能に問題を引き起こす要因として無線干渉が上位に挙がったという。 「Cisco Aironet 3500シリーズ」の日本での販売開始は6月から。グローバル価格は1,095~1,495ドル。
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