インテルは12日、新しいインテルXeonプロセッサー「C5500」番台および「C3500」番台(開発コード名:Jasper Forest)を発表した。 新しいプロセッサーは、インテル3420チップセットと組み合わせ、さらなる高密度化と統合が提供できるよう設計された通信、組込み、ストレージ機器の開発に最適化されたCPUとなる。初めてPCI Express(PCIe)と全I/O機能を、デュアル・プロセッサー対応のインテルXeonプロセッサーに統合した。これにより、IPTV、オンデマンド映像サービス、VoIP、NAS、SANおよび無線ネットワーク制御装置など、データ処理量の多いストレージや通信ソリューションを簡単に設計できるようになったという。またサーバ向けのインテルXeonプロセッサー5500番台に比べシステム消費電力を27ワット低減した。 新しいインテルXeonプロセッサーC5500番台およびC3500番台は、サンプル出荷をすでに開始。90日以内に量産出荷予定となっている。■インテルXeonプロセッサーC5500番台およびC3500番台の内訳・インテルXeonプロセッサーEC5549 動作周波数: (GHz)2.53GHz コア数 / スレッド数: 4 / 8 インテル ターボ・ブースト・テクノロジー: 対応(最大2.93GHz) インテル ハイパースレディング・テクノロジー: 対応 熱設計電力(TDP): 85W・インテルXeonプロセッサーEC5509 動作周波数: 2.0GHz コア数 / スレッド数: 4 インテル ターボ・ブースト・テクノロジー: 非対応 インテル ハイパースレディング・テクノロジー: 非対応 熱設計電力(TDP): 85W・インテルXeonプロセッサーEC3539 動作周波数: 2.13GHz コア数 / スレッド数: 4 インテル ターボ・ブースト・テクノロジー: 非対応 インテル ハイパースレディング・テクノロジー: 非対応 熱設計電力(TDP): 65W・インテルXeonプロセッサーLC5528 動作周波数: 2.13GHz コア数 / スレッド数: 4 / 8 インテル ターボ・ブースト・テクノロジー: 対応(最大2.53GHz) インテル ハイパースレディング・テクノロジー: 対応 熱設計電力(TDP): 60W・インテルXeonプロセッサーEC5539 動作周波数: 2.26GHz コア数 / スレッド数: 2 インテル ターボ・ブースト・テクノロジー: 非対応 インテル ハイパースレディング・テクノロジー: 非対応 熱設計電力(TDP): 65W・インテルXeonプロセッサーLC5518 動作周波数: 1.73GHz コア数 / スレッド数: 4 / 8 インテル ターボ・ブースト・テクノロジー: 対応(最大2.13GHz) インテル ハイパースレディング・テクノロジー: 対応 熱設計電力(TDP): 48W・インテルXeonプロセッサーLC3528 動作周波数: 1.73GHz コア数 / スレッド数: 2 / 4 インテル ターボ・ブースト・テクノロジー: 対応(最大2.13GHz) インテル ハイパースレディング・テクノロジー: 対応 熱設計電力(TDP): 35W・インテルXeonプロセッサーLC3518 動作周波数: 1.73GHz コア数 / スレッド数: 1 インテル ターボ・ブースト・テクノロジー: 非対応 インテル ハイパースレディング・テクノロジー: 非対応 熱設計電力(TDP): 23W