SSK(新社会システム総合研究所)は、2010年1月29日に「CES2010最新トレンドと通信・放送業界への影響」と題したセミナーを開催する。開催日時:会場:明治記念館東京都港区元赤坂2-2-23●重点講義内容<1>CESで分かったデジタルAVの最新トレンド〜3Dを中心に展望〜オーディオ・ビジュアル/デジタル・メディア評論家日本画質学会副会長麻倉 怜士(あさくら れいじ)氏【11:00〜12:15】 その年のデジタルAVのトレンドを大胆に呈示するのがCESである。講師は15年連続取材し、これまで薄型テレビ、HDDの活用、AVと通信の融合などを報告してきた。2010CESは3Dテレビのデビューの場である。私はCES後、ハリウッドへ飛び、ハリウッドスタジオの3Dビジネスを探る。1.ハリウッドの3D取組み2.テレビメーカーの3D戦略・取組み3.パソコンメーカーの3D戦略・取組み4.ディスプレイデバイスの新展開5.ホームサーバー・ネットワークの新展開6.質疑応答<2>Web Castが世界を変える。ネット型ニュースギャザリングの時代映像作家/映像アナリスト小寺 信良(こでら のぶよし)氏【13:00〜14:15】 米国ではWEBカメラやFlip Videoといった、小型で安価かつインターネットとの親和性の高い映像機器が人気である。 ライブストリーミングも個人で楽しむものから、次第にプロモーションやニュースなど、ブロードキャスティングツールとして活用が始まっている。従来放送が担ってきた映像ニュースは、速報、海外取材、ニッチなネタはもはやWEBでというのが常識だ。本講演では、CES2010で見つけた動画配信ソリューションを報告する。1.Flip Video型製品が生み出す世界2.CES出展者が発信するニュースの新スタイル3.CESの模様を動画配信するニュースクルーのシステム4.質疑応答<3>CES2010のトレンドと通信・放送業界への影響デジタルメディアコンサルタント/慶應義塾大学DMC機構研究員デジタルサイネージコンソーシアム常務理事江口 靖二(えぐち やすじ)氏【14:25〜15:40】 CESはデジタル家電の展示会であるのは言うまでもないが、ハードウエア製品以上にサービスやアプリケーションとの関連はますます重要になってきている。また、いよいよ間近に迫ってくるアナログ地上波の停波以降のメディアのあり方、街に飛び出すインターネットとしてのデジタルサイネージや、メディア化していくデジタルフォトフレームなどといった日本の近未来のビジネスにおける具体的ヒントを出来るだけ多く指摘したい。1.メディア視点でのCES20102.ソーシャルメディアとデジタル家電3.デジタルサイネージ視点から見たCES20104.ネットワーク化するデジタルフォトフレームの行方5.質疑応答 詳細はセミナー案内(http://www.rbbtoday.com/bch/seminar/2010-1-29-S10029.html)を参照。