銀座の数寄屋橋交差点にあるソニービルは、その好立地からビルそのものを使ったイベントを各種開催している。WEBサイトの操作で自在に壁面の色を変化させる「Live Color Wall Project」や、若手新進アーティストによる外壁「アートウォール」など、ビル全体を使ったPRが有名だ。 20日から恒例の行事としてはじまった「愛の泉」はソニーグループのチャリティープログラムで、今年で42回目。毎年、屋外イベントスペース「ソニースクウェア」に、コインを投げ入れる泉が設置される。コインを投げ入れると音楽とともにビル壁面のクリスマスイルミネーションが点滅する仕掛けだ。 イルミネーションは緑の葉とシクラメンの花で埋められている。多くの通行人にアピールするため、1時間に1回約2分間の噴水、照明などで時報を知らせるイルミネーションも用意した。電気はグリーン電力でまかなっているとのこと。 20日には会場に、日本赤十字社総務局組織推進部長の三井俊介氏、社会福祉法人中央共同募金会常務理事の本田章博氏、財団法人日本ユニセフ協会専務理事早水研氏、ソニー企業代表取締役社長の齋藤恵治氏が登場し、点灯式を開催した。また、「どこでもいっしょ」のトロも登場し、MCとともにコインを投入するデモンストレーションを行った(関連動画参照)。 期間中は、上田桃子さん登場(12月1日)、「どこでもいっしょ」のトロと写真撮影&プリントサービス(12月18日)、フルートやバイオリンなどの生演奏(11月25日予定、12月16日予定)など様々なイベントが予定されている。 応募方法は1Fの募金箱、電子マネーEdy、銀行振り込みの3種類で、日本赤十字社、社会福祉法人中央共同募金会、財団法人日本ユニセフ協会へ全額寄付される。実施期間は12月20日まで。