富士通は29日、同社が「Symbian Foundation」のボードメンバーに就任したことを発表した。 「Symbian Foundation」は、Symbian OSベースの携帯電話向けソフトウェア・プラットフォームの推進を目的とした非営利団体。現在150社を超えるメンバーが参加している。設立時は、通信事業者のAT&T、ボーダフォン、NTTドコモ、半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス、テキサス・インスツルメンツ、そして携帯電話端末メーカーのサムスン電子、ソニー・エリクソン、ノキアで構成されていた。今回、携帯電話端末メーカーとして富士通があらたにボードメンバーに加わる。 富士通はボードメンバーとして、Symbianプラットフォームの開発を統括する4つのSymbian Foundationの技術委員会へ参加し、日本の携帯市場で培った先進技術によりSymbianの発展に貢献するとしている。また、オープンソースコミュニティでの専門知識とSymbian上でのさまざまな取組みにより、Symbian Foundationの活動をサポートする。 なおSymbianは、日本国内のNTTドコモの携帯電話端末プラットフォーム基盤であるMOAP(S)に採用されており、富士通はこのMOAP(S)の開発にも関わっている。現在、日本市場ではSymbianベースの携帯電話が累計4000万台以上出荷されている。
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