多くの展示会でデジタルサイネージが見られるが、「Embedded Technology 2009」では東芝情報システムが変わった参考展示を行っていた。「Airswing」と呼ぶタッチパネルに代わる組み込み機器の次世代UIで、ウェブカメラと手の動きを利用したものだ。ブースでは、画面に触れることなく、ある施設に入っている飲食店のメニューを検索する様子がデモされていた。 ディスプレイにはメニュー画面と自分の半透明の姿が映し出される。ディスプレイ上に映っている手をメニュー画面のボタンの上で動かすことで、コンテンツが切り替わる。このシステムのメリットはディスプレイに触れる必要がなく、機器破損の機会が減ること。また、他のジェスチャーインターフェイスと違って、ユーザーは特定のジェスチャーを覚える必要がないという点だ。 利用されるシーンとしては、デジタル家電の操作、デジタルサイネージディスプレイの情報双方向化、工事現場や船外活動などリモコンが使いにくい機器、エンターテインメント機器などが挙げられている。
【Interpets 2016 Vol.11】ワンちゃんがカメラ前で待機!オヤツを投げられるWebカメラ 2016年3月31日 Tomofun Co., Ltd.はInterpets 2016の会場にて、遠隔地からおや…