(ストックホルム発)エリクソンとサムスンは現地時間23日、サムスン製商用LTE端末とエリクソンの実LTEネットワーク間の相互運用試験に、世界で初めて成功した。 2010年に一般ユーザ向けにサービス開始が予定されている商用LTEネットワークは、現在のモバイル・ブロードバンド・ネットワーク以上のデータ速度を実現し、移動中を含むあらゆる状況下で、常時接続とシームレスかつ高品質のオンライン・サービスをユーザーに提供するものとなる。サムスンとエリクソンは、綿密な試験を通じ、商用実装を想定した業界標準である、3GPPリリース8ベースライン(本年3月制定)への準拠を達成したという。エンド・ツー・エンドの接続は、エリクソンの所有する実LTEネットワークとサムスン製の世界最初の商用LTEデバイスを使い、LTE FDDテクノロジーを用いて実現された。 エリクソンのネットワーク部門の総責任者であるJohan Wibergh氏は「商用可能な標準準拠のLTE端末と実際のネットワークとの完全な相互運用性が実証されたのは初めてのことです。これはエリクソンのみならず、移動通信産業全体にとって画期的な出来事です。LTEテクノロジーを牽引するエリクソンは、モバイル・ブロードバンド・ユーザーの体験を大きく改善する新時代の通信技術への移行を望む事業者様をお手伝いしたいと考えております。サムスンとの協力によって達成された今回の成功は、LTEサービスが市場投入できる段階に達していることを実証するものです」とのコメントを寄せている。
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