NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は26日、グローバルで仕様を統一した仮想ホスティングサービス「Bizホスティンググローバル」を発表した。米国・欧州・アジアの3地域に所在するNTT Comプレミアムデータセンターにて、2010年1月より提供を開始する。 NTT Comでは、海外においては仮想化技術を利用したホスティングサービスを個別仕様で提供してきたが、そのような仕様の統一化や一元管理のニーズに対応するため本サービスを提供するとのこと。「Bizホスティンググローバル」がラインアップされたことで、ネットワーク一体型で安価な「Bizホスティングベーシック」、高品質で保守・運用面も充実した「Bizホスティングエンタープライズ」を国内で提供するとともに、グローバルでも高品質なクラウド型仮想ホスティングサービスを提供することで、あらゆる企業のニーズに対応していくとしている。 仮想ホスティングサービスの利用により、初期投資の最小化と迅速なサービス導入、リソースの効率利用と柔軟な増減、一元監視・運用などのメリットが見込めるという。オプションサービスとして、仮想化のメリットを最大限に活かしながら、メールやWeb、各種グループウェアといった任意の業務アプリケーションを統合した形で利用することも可能。提供エリアは米国、欧州、香港(シンガポールも次フェーズで提供開始予定)。提供開始時期は2010年1月(予定)となる。