ヤクルトで128セーブの林昌勇、懲役8カ月の実刑判決…ギャンブル目的の借金868万円返済せず詐欺容疑で | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ヤクルトで128セーブの林昌勇、懲役8カ月の実刑判決…ギャンブル目的の借金868万円返済せず詐欺容疑で

エンタメ 韓国・芸能
注目記事
ヤクルトで128セーブの林昌勇、懲役8カ月の実刑判決…ギャンブル目的の借金868万円返済せず詐欺容疑で
  • ヤクルトで128セーブの林昌勇、懲役8カ月の実刑判決…ギャンブル目的の借金868万円返済せず詐欺容疑で

現役時代にヤクルトでもプレーした韓国人投手イム・チャンヨン(林昌勇/48)が、ギャンブルによる借金を返済しなかった容疑で懲役刑が言い渡された。

【関連】林昌勇、15時間で1500万円溶かした“バカラの夜”

『聯合ニュース』など複数の韓国メディアによると、光州(クァンジュ)地裁・刑事11単独(キム・ソンジュン部長判事)は4月24日、詐欺容疑で起訴されたイム・チャンヨンに懲役8カ月の実刑判決を言い渡した。ただ、逃亡の恐れはないとして、法廷拘束は行わなかった。

イム・チャンヨンは2019年12月、フィリピン・マニラのホテルにあるカジノで賭博をするため、知人を通じて紹介されたA氏から借りた1億5000万ウォン(日本円=約1630万円)のうち、8000万ウォン(約868万円)を返済しなかった容疑で起訴された。

3年前も賭博関連で執行猶予判決

検察によると、イム・チャンヨンはA氏に「妻の株を処分して3日後に返す」としてお金を借りたが、当時のイム・チャンヨンに返済の意思や能力がなく、詐欺の構成要件を満たすと判断して裁判にかけた。

イム・チャンヨンは裁判の過程で、A氏から借りたのは現金ではなく「賭博用チップ」であり、借りたお金もすでに全額返済したと疑惑を否定していた。

だがイム・チャンヨンがA氏から1億5000万ウォンを騙し取った事実が認められ、有罪判決が下された。このうち未返済の8000万ウォンは被害の回復がされておらず、被害者からの許しも得られていない。

地裁は「ただし、7000万ウォンは返済された点、A氏が賭博資金として使われることを知りながら貸した点などを考慮して刑を決定した」と判示した。

イム・チャンヨン側の法律代理人は、判決直後に「判決は受け入れがたい」として控訴する意向を示している。

イム・チャンヨンは2022年、常習賭博の容疑で起訴され、懲役6カ月、執行猶予2年、罰金300万ウォン(約19万円)を言い渡された。それ以前にも、2021年には借金を返済しなかった容疑で罰金100万ウォン(約9万9500円)の略式命令を受け、2016年にはマカオ遠征時の賭博容疑で罰金1000万ウォン(約99万円)の略式命令を受けている。

イム・チャンヨン
(写真提供=OSEN)イム・チャンヨン

イム・チャンヨンは1995年に韓国のヘテ・タイガース(現KIAタイガース)でプロデビューし、サムスン・ライオンズを経て東京ヤクルトスワローズ、シカゴ・カブスと日米でもプレー。2018年まで選手生活を送った。韓国での一軍通算成績は760試合130勝86敗、258セーブ、19ホールド、防御率3.45。ヤクルトでは通算5シーズンで238試合11勝13敗、128セーブ、21ホールド、231奪三振、防御率2.09だった。

韓国代表でもアジア大会3大会(1998年、2002年、2014年)、五輪1大会(2000年シドニー)、WBC2大会(2009年、2017年)などの国際大会に出場。特に、2009年WBC決勝の日本戦で繰り広げたイチローとの対戦は、現在も“名勝負”として語り継がれている。

これらの功績が認められ、2022年9月には韓国プロ野球40周年を記念して発表された「レジェンド40」にイム・チャンヨンも選出されていた。

【写真】イム・チャンヨン、40代無職で「高額・常習滞納者」に

【写真】イチローが激怒した韓国の“マウンド国旗立て”の瞬間

【写真】韓国プロ野球で乱闘寸前の“死球パレード”

《スポーツソウル日本版》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

page top