両社がスポンサーとなり、米調査会社IT Process Institute(ITPI)がシステムの仮想化について調査した。それによると、実稼働環境の仮想化の目的が単なるサーバの整理統合を超えて、可用性・災害復旧・動的なリソース管理までを想定した場合、ITおよびビジネスのリスクを低減するためのあるべき手順と管理の方法があきらかになったという。
CA Infrastructure Management and Automation担当バイス・プレジデントのStephen Elliot氏は、「この度のITPIの調査結果から、お客さまと我々CAの理解が一致していることを確信しました。つまり、CAのお客さまのように形式化された手順と制御方法を用いて仮想化管理プランをしっかりと策定している企業は、社内環境とクラウド環境における“Lean(リーン)IT:潜在価値を引き出す、スリムなIT”の実現にもっとも成功していると言えます。仮想化への健全なアプローチには、リアルタイムの変更管理を通じたリスクの軽減ならびに自動化ルールの管理とセルフサービス機能による長期的なプロビジョニング・サイクルの軽減が含まれるのです」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》