ちなみにウォームアップ時間は節電復帰時、電源ON時ともに28秒以内となっている。綺麗な印刷に関しては、LCCS(Logical Color Conversion System)を採用している。この技術は同社とロチェスター工科大学のマンセル研究所が共同で基礎開発し、エプソンが実用化させた新LUT(Look up table)作成技術。従来のLUTに比べて、色再現領域、階調性、粒状性を最適化しており、例えば暗部の再現性と赤の発色の向上が見られる。また、赤色領域の彩度を従来より30%向上させ、金赤により近い赤を表現できるようになったいる。このため、価格表示などよく使われる赤がより鮮明に表現される。このほか、ユーザーが交換可能な定着器を採用したり、カラートナーがなくなってもモノクロ文書で出力可能となっている(プリンターが自動でデータ交換を行い、PC側での再送信が不要※プリンタのボタンを押す必要あり)。
また、「かんたん設定 for Office」といったドライバーも特徴だ。Word、Excel、PowerPointの操作画面から直接印刷できるツールバーが表示され、ドライバーのプロパティーに戻って設定しなおす必要がない。
《RBB TODAY》