台湾エイサーによるネットブックへのAndroid採用の記者発表会では、会見後、登壇したJim Wong氏(President of IT Products Global Operation)を多くの報道陣が取り巻いた。以下はそのやりとりの一部である。——製品のリリースについて確認したい我々はAndroidとLinuxのネットブックをQ3にリリースする。Windowsではない。——ネットブックの将来をどう考えるか?ネットブックは今や閉じられたユーザー向けのカテゴリーではない。我々は今後もユーザーのニーズを理解しながら(市場を)追求していくだろう。しかしながら、現在ネットブックはいつでもどこでも使用できるという製品にはなっていない。バッテリーライフも短い。我々にはまだ改良点は残ってる。それが私の見解だ。——クアルコムのソリューションはバッテリーライフの問題を解決したり、オールウェイズオンを実現する。ネットブックに採用する予定は?それは申し上げることができない。しかし、(クアルコムのソリューションは)バッテリーライフに関しては悪くはないだろう。高度にインテグレートされており、将来的にはもっとよくなるだろう。我々がクアルコムのソリューションを採用するには、さまざまな要素を検討し、エコシステムも考えなければいけない。——もし、クアルコムやARMベースのシステムを採用したら、インテルからマーケティングのサポートを失うだろうか?それはわからない。注)クアルコムはインテルに対抗したチップセット「Snapdragon」を秋に投入する。同社では「Snapdragon」を搭載したデバイスを「Smartbook」と呼んでおり、3G、Bluetooth、Wi-Fi、GPS、3Dグラフィックス、HDビデオなどをサポートしている。——日本市場におけるAndroidマーケットについてはどう思うか?日本は魅力的な市場だが、Android採用のデバイスは特定のエリアに限らずワールドワイドでチャンスといえるだろう。ドコモもサービスを開始しようとしているからではなく、日本の若い世代は海外で起きていることに敏感だし、我々はチャンスだとみている。——ネットブックの競合デバイスはスマートフォンにはならないか?我々はワールドワイドに向けたスマートフォンデバイスを持っている。スマートフォンはワンハンドデバイス、ネットブックはツーハンドデバイスだ。基本的に競合するものではない。ネットブックはスマートフォンにかわるものではないし、スマートフォンはネットブックに代わるものではない。その意味で、両デバイスとも同じ状況にあるといえる。他にかわるとすれば、他のカテゴリーは十分に機能していないからだだろう。
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