●液晶一体型PC「Aspire Z5600」 台湾エイサーは、COMPUTEX TAIPEIのブースで液晶モニター一体型のオールインワンパソコンをデモしていた。「Aspire Z5600」という同製品は、23インチのワイド液晶を採用し、Windows 7のマルチタッチをサポートしている。実際、会場の製品にはWindows 7がインストールされており、スタッフが画像の縮小や移動といった操作をタッチしながら行っていた。ちょうどCOMPUTEX TAIPEI 2009開催中に、Windows 7の発売日が10月22日に決定したが、同製品も10月に市場に投入されるとのことだ。 発売がまだ先であり、このままのスペックで登場するかどうかは不明だが、会場の製品の主要スペックは以下のように表示されていた。OS:Microsoft Windows 7CPU:Intel core 2 Duoメモリ:DDR3HDD:3.5インチ SATA-II HDDその他:Built-in HD SpeakerHigh-Def webcamHybrid TV-tuner cardGigabit Etherneta/b/g draft-N WiFi この他、左サイドにはUSBポート×2、右サイドにはマイクやイヤホン端子がある。全体の形状はシルバーでスタイリッシュだ。 一部では「Windows 7の登場でタッチデバイスが広がる年」との声もある。PCの操作に不慣れな初心者にはタッチ操作はいいかも知れない。同製品のコンセプトによるが、おそらくリビングに置き、家族で触るPCになるのではないかと思われる。●ネットブックにもWindows 7 マイクロソフトのブースはWindows 7を搭載したミニノート/ネットブックがずらりと並ぶ。台湾エイサーはAndroid搭載ネットブックを第3四半期に投入するが、同ブースにはWindows 7 Ultimateを搭載したAspire one Pro(AOP531)が動作していた。CPU:Atom N280(1.33GHz)、メモリ:1GBを搭載するAOP531の性能だが、Windows 7の評価は2.1。メモリの評価が1GBにもかかわらず4.5となっていた。 この他、ゲームコーナーにはGatewayブランドのノートパソコン「FX P-79」や、ユニークなきょう体が目を引くAspire Predatorシリーズから「Aspire G7710」がWindows 7で動作中だった。ハイエンドゲームユーザー向けのPC「Aspire G7710」では、NVIDIAの高解像度3Dステレオソリューション「NVIDIA 3D Vision for GeForce」を試すことができた。
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