シスコシステムズは27日、サービスプロバイダ向けとなる「シスコ ユニファイド サービス デリバリ(Cisco Unified Service Delivery)」を発表した。 「シスコ ユニファイド サービス デリバリ」は、サービスプロバイダがクラウド サービスの基盤を構築するのを支援するソリューションで、クラウドベースのサービスデリバリとなる。シスコのデータセンター ポートフォリオとユニファイド コンピューティング アーキテクチャにIP NGN(Internet Protocol Next-Generation Networks:次世代IPネットワーク)機能を統合することが可能で、サービスプロバイダはデータセンターから音声、データ、ビデオのサービスを配信できる。 「シスコ ユニファイド サービス デリバリ」は、シスコ ユニファイド コンピューティング システム、Cisco Nexusスイッチなどのデータセンター製品、同社のフラグシップ ルータであるCisco CRS-1キャリアルーティング システム、広範なIP NGN製品といった構成で、データセンター用に最適化されたものとなっている。Cisco CRS-1キャリア ルーティング システムでは、2種類の新しいCisco 10ギガビット モジュールとCisco 40ギガビット フォワーディングプロセッサが採用され、データセンター内、データセンター間、およびIP NGN上での仮想化に対応する。これにより仮想化ソフトウェアおよびシスコのパートナー エコシステムと連携して、新サービスの構築、運用、配信にかかるコストを大幅に削減可能とのこと。
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