取材先、電車の中と行く先々で試したくなるWiMAX。個人でもUSBタイプの「UD01SS」を入手したのを機に、ダメもとで横浜市の自宅で試してみた。 みなとみらい線の元町・中華街駅とJR根岸線の山手駅の間にある自宅は、最寄駅が2つあるというと聞こえは良いが、都心であれば途中にもう1駅はあるであろうほど駅から離れており、期待度の低い環境だ。 ところが驚くことに、自宅でもアンテナが立つではないか! 接続できるのは山手駅側の部屋に限られるのだが、スピード測定を行うと、リビングでは「下り2.65Mbps/上り34kbps」と上りはいま一つ伸びないものの、下り2Mオーバーで、さほどストレスなくRBB TODAYの閲覧が可能だ。山手駅方面が一番開けている子供部屋にいたっては「下り5.46Mbps/上り66kbps」とさらに好成績を記録する。 こうなったら、気になるのが基地局の設置場所だ。早速、ノートPCを持って山手駅へと向かう。外に出ると電波感度を表すアンテナ本数が増え始めるがなかなか安定はしない。本牧通りを山手駅入口の信号で左折すると、大和町商栄会が直線で駅まで結ぶ。 商店街を進むにつれ感度アップ。基地局は山手駅に違いないと改札に急ぐ。ところが、駅まで30〜50メートルほど手前をピークに、駅が近づくにつれアンテナ表示が不安定になり始める。測定結果も「下り3.77Mbps・上り1.17kbps」と上りが1Mオーバー出たものの下りは自宅と変わらず。 それではと、駅の手前50メートルほどの山手警察署・山手駅前臨時交番(水島ビル)まで戻ると感度表示はマックスに。スピードも「下り12.16Mbps・上り882kbps」とこの日の最速を記録。周囲の電柱などを見まわしてみたが、残念ながら基地局は発見できず。しかし、自宅で利用できたWiMAXの基地局がその周辺に設置されていることは間違いなさそうだ。
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