ワイズテクノロジーは13日、VMWare VDIソリューション、Citrix Application Deliveryソリューション、マイクロソフトターミナルサービスなどのシンクライアントソリューションをサポートするシンクライアント専用OSの最新バージョン「Wyse Thin OS 6.2」(WTOS6.2)をリリースした。 WTOSは、独自開発のシンクライアント専用OS(ファームウェア)。WTOS 6.2では、既存のCitrix XenApp、Windows Serverターミナルサービス環境をサポートするICAプロトコルサポート、RDPプロトコルサポート機能に加えて、VMWare VDI仮想デスクトップ環境およびCitrix XenDesktop仮想デスクトップ環境に対する機能が強化された。 また仮想デスクトップ環境との接続機能(コネクションブローカーとの直接接続)も搭載した。6〜10秒程度で起動した後、VMWare VDM Connection SeverやXenDesktop Desktop Delivery Controllerと直接接続し、端末起動から仮想デスクトップ起動までの一連の動作をシームレス(端末起動→ログオン情報入力→仮想デスクトップ起動)に提供することが可能となっている。 WTOSの特徴であるローカル設定/カスタマイズを一切不要とする「ゼロコンフィグレーション」ソリューションにより、一般の汎用OSを採用するシンクライアント端末と比べ、導入/管理コストを著しく低減することが可能とのこと。