アイシロン・システムズは23日、アイシロンのX-SeriesクラスタストレージシステムがCitrix Ready for XenServerに認定されたことを発表した。
アイシロンのIsilon IQ X-SeriesクラスタストレージとCitrix XenServerを組み合わせることで、企業は従来のストレージを排除し、サーバからストレージまで完全に仮想化されたインフラストラクチャを構築可能となり、一個所から一元管理できるようになる。 Isilon IQ X-Seriesは、分散ファイルシステムソフトウエア「OneFS」を搭載しており、ファイルベースのデータストアの一元管理を可能としている。OneFSは、統合型のOSソフトウェアレイヤであり、OneFSとSnapshotIQ、SmartConnect、SmartQuotas、SyncIQなどのアプリケーション群と組み合わせて運用することも可能となっている。
Citrix Systems 社ビジネス開発担当ディレクタのジョン・ブライアン氏は「Citrix XenServerの仮想化は、アプリケーションデリバリーを加速し、可用性を改善させ、IT リソースの使用率を向上させることで、データセンターをより高速かつ効率的にします。Isilon IQ がCitrix Ready プログラムに認定されたことにより、Citrix XenServer 環境に対し、サーバやストレージリソースの価値を最大化する強力なソリューションが提供可能となりました」とのコメントを寄せている。