ネットアップは12日、ディスクベースのバックアップ・ソリューションである仮想テープライブラリ製品「NetApp Virtual Tape Library(VTL)シリーズ」に重複排除機能を搭載したと発表した。 今回搭載された重複排除機能は、VTL専用OSの最新バージョン「VTL OS 6.0」の標準機能で、以前のバックアップデータと新しいバックアップデータとを比較し、重複データがあった場合には、そのデータをディスク上から排除するというもの。ネットアップが提供しているストレージシステム「FASシリーズ」やストレージ仮想化専用システム「Vシリーズ」ではすでに提供されており、アーカイブ環境やセカンダリー環境、プライマリ環境での重複排除も実現しているという。 重複排除機能は、無償ライセンスキーの投入により利用が可能で、すでにVTLシリーズを導入済みであっても、OSのバージョンアップにより利用できる。