日本電気は10日、バックアップストレージ「iStorage HS8-10(HYDRAStor)」において、従来機「iStorage HS8-10」と比較して3倍の処理性能と40%の省電力化を実現したラックモデル「iStorage HS8-20R」、および導入コストを従来機比40%低減したラックレスモデル「iStorage HS8-20S」を発表した。価格はそれぞれ1,450万円から、5,000万円から。出荷はそれぞれ10月31日、11月28日に開始される。 今回発表された2製品は、内蔵プロセッサの強化と内部処理の最適化により、より高速なバックアップ/リストア処理を可能としたもの。また、データの重複排除や分散配置を行うアクセラレータノードとデータを保管するストレージノードをメッシュ状に連結する同社独自のグリッド技術により、システム無停止での性能向上と容量拡張が可能となっている。さらに、1TBディスクドライブの採用とストレージノードあたりのディスクドライブ搭載台数を従来機比2倍にする高密度実装技術により、同等のディスク容量で最大1/4の省スペース化を実現した。このほか、従来機よりも60%少ない0.066W/GBという省電力化も達成している。
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