日本電気は16日、スケーラブルSANストレージ「iStorage Dシリーズ」の新製品として、処理能力を従来比最大30%向上させた「iStorage D8-2010」(1ノードモデル)、および「iStorage D8-2020」(2ノードモデル)を発表した。価格はそれぞれ570万円から、964万円から(いずれも税別)。出荷はそれぞれ8月29日、9月30日から開始される予定だ。 今回発表された2製品は、最新CPUの採用や内部処理の最適化により処理性能を高め、システム処理時間やバックアップ時間を大幅に短縮したもの。ストレージ筐体やハードディスクドライブを追加することにより、最大記憶容量1.2PB、ホスト接続用ファイバチャネルインターフェイスを装置あたり最大64ポートまで、システムを止めることなく拡張できる。また、未使用のディスクドライブの回転を停止し消費電力を削減する同社独自のMAID機能や交流(AC)と直流(DC)の変換工程を削減可能なDC給電対応により、最大約40%の省電力が可能な省電力機能などを備えている。
NEC、中小企業向けNAS新製品「iStorage NS500Rc」発売……グループパワーキャッピング対応など 2012年8月2日 日本電気(NEC)は2日、NAS(Network Attached Storage)製品…