NECは29日、インドネシア共和国第2位の携帯電話事業者であるPT Indosat,Tbkから、既存ネットワークを活かしながら最新のIP化に移行するモバイルバックホールIPマイグレーションプロジェクトを受注したと発表した。Indosat社は、同国における厳しいシェア争いに勝ち残るため、3Gネットワーク網全体の早期IP化を推し進めている。今回のプロジェクトでは、キャリア向けサービス集約スイッチCX2600を用いて既存のレガシー回線を束ねIP化し、それらをPASOLINKと連携することでオールIPベースのモバイルバックホールを構築する。これにより、既存インフラを有効活用しながらオールIP化へとスムーズに移行することが可能となり、運用コストが低減するとみている。