ネットスターは27日、2008年度のフィルタリング普及啓発に関する取り組みを発表した。 発表によると、同社では以下の5つの取り組みについて積極的に活動を行うとしている。(1)携帯フィルタリングで使われるフィルタリング用カテゴリを分類し、リストの内容について、保護者の疑問点解消に役立つ専用ウェブサイトを開設(2)携帯フィルタリングの仕組みを解説したリーフレットを制作し、関連セミナーなどで保護者向けに配布(3)地方自治体などでフィルタリング普及啓発に主導的な役割を果たす、保護者や教員向けの講演や技術解説(4)家庭でのインターネット利用状況について調査を行い、保護者向けに結果を広く公開(5)保護者の判断材料にもなるような「双方向利用型サイトの新たな評価モデルづくり」など、学識経験者の研究活動を支援 特に(5)については、ヤフーと共同で「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」の設立が行われた。このほか、フィルタリングの正しい理解を広めるために公的な会議などへの参加や報道機関などの取材への対応を行うとしている。