ソフォスは29日、ボットネットからのスパムメールもブロックできる新機能「Sophos Sender Genotype Technology(遺伝子型送信者検知技術)」を搭載したメールゲートウェイ向けの総合メッセージセキュリティソリューション「Email Security and Control」最新版を発表した。 Sophos Sender Genotype Technologyは、ボットネットから配信されるスパムメッセージの特性を接続レベルで検知して、これまでスパムメッセージを送信したことがないボットネットに組み込まれたばかりのPCからのスパムでもプロアクティブに検知してブロックするレピュテーションフィルタリング機能。同社では、疑わしいIPアドレスリストを複数集めて参照するSophos IP Block list機能によって既知のスパマーからのメッセージをこれまでどおり阻止するとともに、Sender Genotypeをあわせて活用することにより、接続レベルで90%までスパムをブロックできるとしている。 なお、今回のアップグレードはEmail Security and Controlに含まれる「PureMessage for UNIX」と「Sophos Email Appliance」に適用され、既存ユーザーはPureMessage for UNIX バージョン5.4.3、またはSophos Email Appliance バージョン 2.2.4に無料アップグレードできる。