日立製作所は26日、コンテンツアーカイブ専用ストレージ「Hitachi Content Archive Platform」において、ソリューションサービスのメニューを拡充、あらたにメールアーカイブソリューション「WISE Audit(ワイズオーディット)」と連携したメールアーカイブに対応することを発表した。新ソリューションサービス「Hitachi Content Archive Platform Implementation service for E-mail」は、30日より販売を開始、8月29日より提供となる。 「Hitachi Content Archive Platform」は、電子メールや契約書、公的文書、図面等のコンテンツを長期保管するコンテンツアーカイブ向けストレージアプライアンスで、最大344TBの容量、WORM機能(データ改ざん防止)などに対応、アーカイブ機能を備えた各種のミドルウェアと連携してさまざまなデータをアーカイブする。 「WISE Audit」は、コンピュータシステムエンジニアリングおよびエアーの製品で、アーカイブメールの定期監視・監査を容易にする高速な自然文検索、アーカイブメールの参照・検索を容易にするアーカイブメールの相関図表示やスレッド表示、フィルタリング条件に基づいた重要度に応じた高速フィルタリングによる情報漏洩防止などの機能を備えている。 今回の連携により、さらに効率的かつ安全なメールデータアーカイブが可能となるが、顧客自身が複雑なシステム構成やその運用を意識しなくてもストレージ資産の最適な活用を実現するという統合ストレージソリューションコンセプト「Services Oriented Storage Solutions」に基づくものとのこと。 なお「日立uVALUEコンベンション 2008」(7月17日〜18日@東京国際フォーラム)に、Hitachi Content Archive PlatformとWISE Auditとの連携によるメールデータアーカイブソリューションが出展される予定。