さくらインターネットは9日、バックボーンネットワークの回線容量を、137Gbpsから146Gbpsへ増強したことを発表した。 総務省の発表によると、2008年3月末現在で国内のブロードバンドサービスの契約数は2,875万となっており、ブロードバンド化・コンテンツの大容量化が日々進んでいる。さくらインターネットでも、昨年の国内インターネットトラフィックが800Gbpsを超えるなど、多くのトラフィックが集まっており、今回の増強は、継続的なコンテンツ配信能力強化に備えたものであるとのことで、今年5月のバックボーンネットワークの増強に続き、さらに9Gbps増強したこととなる。 同社のバックボーン146Gbpsの内訳については、企業情報のページ(http://www.sakura.ad.jp/about_sakura/backbone/backbone_map.html)で閲覧可能となっている。 なおビデオリサーチインタラクティブのインターネット視聴率調査(Web Report)によると、同社データセンターのアクセスシェアは約10%。総利用時間ベースでは12%弱の比率で同社データセンターで運用されるコンテンツが閲覧されているとのこと。