NECと米国のタイコ テレコミュニケーションズ社は24日、日本の千倉と米国のロスアンジェルス間を結ぶ大容量光海底ケーブルプロジェクト「Unity(ユニティ)」の建設に着手したことを発表した。 「Unity」は、複数のファイバペアから成るシステムで、ファイバペア当たり最大960Gbpsまでの容量拡張が可能となっている。NECが日本側から、タイコ テレコミュニケーションズが米国側から、それぞれ海底ケーブルの敷設を進めて、太平洋にてケーブルの接続を行う。システムを構成する機器の製造は両社にて分担するとのこと。 日米間を直接結ぶ「日米直通光海底ケーブル」の建設は、2002年を最後にしばらく途絶えていたが、その後通信需要が急増し続けており、Unityはこうした市場ニーズに応える大型プロジェクトとなる。なお「Unityコンソーシアム」(KDDI、バーティエアテル、グローバルトランジット、グーグル、パックネット、シングテル)が発注者で、システム供給者であるタイコ テレコミュニケーションズおよびNECとの間で本年2月に契約締結されており、それに基づく建設となる。 NECは、日米間の通信容量を大幅に拡充するとともに、アジア各国と日本をつなぐ大容量光海底ケーブルとシームレスに接続することにより、アジア〜米国間の通信需要にも対応し、日本の通信ハブとしての地位向上に貢献したいとしている。
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